【出産】実は波瀾万丈だった産前・妊娠中のこと2020年【妊婦】#長女編1 稽留流産やつわり
時を少し戻しまして、今回は長女の産前の話を書こうと思います。
長女の妊娠がわかったのはコロナが蔓延して初めての緊急事態宣言が出る少し前でした。
ある程度の期間妊活をしていたので、生理が来るはずの頃に「うすら気持ち悪いかも?」と予兆があり、検査薬で陽性、後日婦人科で妊娠を確認できた、という感じでした。
というのも実はその前年に稽留流産を経験しており(心拍確認できず7週で流産の診断、その後手術で処置をした、ということがありました)
その時もまだ浅い週数ながらまぁまぁ気持ち悪くなっていたので、これは来たな、とともに、今回は育ってくれ!と祈る心境でした。
しかしまだこの後自分の身に何が起きるか知る由もなかったのです…(って言うほどのことではありませんがww)
まずは無事心拍などが確認でき、ぼちぼち気持ち悪いながらもなんとか出勤はできていた5w頃、自分の母や仲の良い同僚(流産の話しもしていた)には報告しました。
ただ前回の流産のこともあったので、主人のご両親や職場には報告が早すぎてもなぁ(できたら初期流産の確率が下がる12w以降がいいな)、と思っていました。
そして7w頃から食べられるものがどんどんと減り、8w頃には遂に気持ち悪いだけでなく吐き始めました…
最初「つわりだ、と思うから気持ち悪いんじゃない?笑」と茶化していた主人も本気で心配し出しました(笑)
その頃にちょうどリモートワーク化が進み、出勤が週1〜2回でよくなったのでまだよかったのですが、1日に何度も吐き、ほとんど何も食べられなくなりました。
仕事も駅に向かうものの、途中で吐いてしまい、ひどい時はほぼタクシーで通っていました。
そして匂いも何もかもダメになり、リビングすら短時間でもいられなくて、冷蔵庫を開けたらすぐ吐く、なんなら寝ていても吐くけど、立ち上がったらまず吐く、レベルに…
麦茶すら臭く感じて水しか飲めず、カロリーといえばコンビニでちょうどその時期売っていた飲むプリンとカップの冷製コーンスープか少しのパンくらいで、匂いのする食材(にんにくやネギなど)が大好きだったのに、全く受け付けなくなりました😂
外で吐きそうになった時に助けられたのがハッカ味の飴でした!
常に持ち歩いて、ヤバそうならすぐ食べる、という風にして、外での大惨事は避けられていました(笑)
(でも家ではそれでも我慢しきれず吐くこと多数)
ちなみに次女の時はハッカ飴も効かず、なんなら前回のつわりを思い出して悪化しかねなかったので頼みの綱がありませんでした🤣
もともと過去最大に太っていたのもありますが、1ヶ月で6キロほど痩せることになりました😱
ちなみに在宅とはいえ仕事もままならず、起き上がれないので寝たままPCができる台を買い、ダメ人間風にベッドの上でなんとか休み休み仕事をしていました(笑)
↓こーゆーやつ
普段風邪もほぼ引かず、健康・丈夫さに定評がある私だったので、ここまでの不調は経験が無く、相当悲壮感が漂っていたと思われます😂
幸い主人がなんでもできるしやってくれる人だったため全てお任せしていられたので、家のことや自分のご飯はもちろん、私が食べられる・飲める数少ないものを買ってきてくれたり看病もしてくれたりで、申し訳なくはありましたがなんとか乗り切れました!
そして胎盤ができると言われる12w頃、終わりが見えないかと思われて絶望していた日々が、教科書通りに終わりを迎えます(笑)
まず気持ち悪いけど吐かない日が増え、1wほど吐かずに済んで、そこから急激に落ち着いていきました。
ちょうどその頃に産院(東京衛生アドベンチスト病院)の予約が取れたので1泊だけ東京へ行くことになりました(予約にも必ず対面が必要なため都内住みの母にお願いしました)。
まだ気持ち悪さは相当あり、食べられるものも探り探りだったので、長時間の移動など不安を抱えながらの強行軍でした。
産院に行きやすい中央線の駅すぐのホテルを取り、新幹線と電車は気持ち悪いものの無事吐かずに乗り切れました。
夕飯は食べられるかわからなかったので未定のまま、コンビニ(お店に入れれば)で食べられそうなものを見繕うか、入れなければ食べなくてもいいか、と思っていました。
しかし、ふと見た駅前のチェーンの家系ラーメンが目に入ります。
1ヶ月以上も味の濃いものや油分が多いものは食べていなかったのですが、なんとなく食べたい気分になったので、「お店の入り口まで行って(匂い的に)入れそうだったらラーメンにしよう!」と旦那を誘いました。
すると、チェーンだからこそ店先の匂いも控えめだったため、すんなり入店できました!
そしていつもなら"濃いめ・硬め・普通"で頼むとのころ、"普通・硬め・少なめ"で頼んでみることに。
そしてなんと!久しぶりにしっかりした味のものを1人前食べることができました!!
あまりに久しぶりの油分・塩分が美味しくて、涙目になりながら「美味しい、美味しい」と食べて主人に爆笑されましたww
「今日本で1番家系ラーメンに感動してる人だね、きっと(笑)」と言われ、その通りかも!と思いました🤣
その後吐いてしまうこともなく、久しぶりにお腹も心も満たされて眠ることができました✨
翌日の朝イチで無事産院へ行き、着くまで付き添い不可ということを知らず、主人も入れるかと思っていたら外で待つよう言われました(笑)
今は最小人数で、が当たり前の世の中ですが、当時はコロナ初期だったので、エコー等見れず主人は残念がっていました(地元の婦人科の妊婦健診には一緒に行ったりしていたので)。
計画無痛分娩の日取り自体はキャンセル待ちとなってしまったものの(もう私は12wに入っていて、他の人は8〜9週くらいで予約して埋まってしまうらしい)、分娩予約はできたので、安心して帰りました。
帰りのJR線のホームで電車を待っている時がこの旅行で1番気持ち悪かったのですが、1本電車を見送るくらいで済みました。
そこらメキメキと回復し、会社や主人のご両親にも無事報告できるようになりました。
会社の人からは「びっくりするくらいやつれてたもんね!」と言われました(笑)
幸い産休・育休も整備されていた会社だったのと、上司は男性だけでしたが皆さん子持ちだったりで暖かく受け入れていただけて、後任もすぐに探してもらえたり、とても助かる環境でした!
そしてその頃に東京へ主人の異動が決まります!
実家が近くなるのは子育てを考えればこの上なく助かるので、万歳三唱したい気分でした🙌
しかし、その分俄かに慌ただしくなります(笑)
家を決めたり引越しの準備をしたり、仕事も引き継ぎですることが増え、つわりが終わっていて良かったとホッとする日々でした😂
安定期を迎え、その後もマイナートラブル(腰痛や、たまに疲れるとお腹が張ったり、足が攣ったり、頻尿・便秘など)はあったものの、体調も良く順調に経過して、いわゆるキラキラした感じではありませんが(笑)、マタニティライフを楽しむ時期を送ります。
元々行きたいと話していた京都へ、東京に越したら遠くなってしまうので、1泊だけ旅行に行ったりもしました♪(車でそんなに長時間はかからないくらいだったので)
バタバタしながらもなんとか家を決め、引っ越しも少しずつ準備をして、日々流れていきました。
暑くなってきたこの頃、妊婦でただでさえ息苦しいのにマスクをしているのが地味にキツかった覚えがあります。
すぐハァハァ言って休み休み歩いていました。
夏場の27w頃、お腹の中の長女が逆子になってしまいました。
婦人科で逆子体操を指示されて、これが結構キツかったです。
うつぶせで肩をベッドにつけて(顔は横向きに押し付けている形)、膝を立ててお尻を上げて、お腹がぶら下がってるような状態にして、他は全て力を抜いて10分(キツくて永遠にも感じる…)した後、力を入れずに横に倒れ込んで、そのまま寝るように、という内容でした。
ただそれをがんばったからか、一応1回婦人科系に強い鍼灸などにも行き(妊婦さんがうつ伏せになれるクッションがあったり、温まるお灸などで気持ちよかったです)、なんとか1〜2wほどで逆子は治ってくれました!
逆子体操している間、いつも以上にぐるんぐるん動く感じがあったので、今は逆子体操に賛否あるようですが、私は効果があったと感じています。
ちなみにかかっていた婦人科には普通のエコーしかなかったので、逆子の中わざわざ4Dエコーを撮りに行ったものの、ほとんど顔が見えずに終わってしまいました(笑)
そして30wを過ぎ、有給もあったので産休に入り、引越しをします。
事前に引き渡しやエアコンの設置等主人が用意をしてくれていて、当日はありがたいことに主人のご両親が手伝いに来てくださって、なんとか住めるかたちに!
ただやっぱり妊婦で何か頑張るのはよくないですね、皆さん気遣ってくれてるのについつい動いてしまって、思った以上に疲れる結果に😂
お腹も週数のわりには小さめで、体感として元気だったので動き回ってしまいました🤣
みなさんできるだけ妊娠中の引越しは避けた方がいいと思います(笑)
新生活に慣れつつ、妊婦生活が順調に過ぎていく中、32wから産院へ転院しました。
妊娠前からでいうと5〜6kg増えたかたちだったのですが、つわりで6kg減したところからでいうと3ヶ月ほどで10kgくらい増えたことになってしまっていたので、注意されてしまいます😂
太るな、というよりは、急激に増やすな、ということだと理解はしていましたが、食欲が止まらなかったのです…
だってつわりで食べられなかった後は全てのものが美味しかったんだもん🤣笑
そんなことをしていたからか、36週の妊婦健診で血圧が上がってしまいます😭
38週の途中にキャンセルが出て予約をできていたのですが、130・80以上で妊娠高血圧症候群といことになり、早々に産むことに!
お腹にいた長女も小さめだったらしく「早く出してあげて外で大きくしてあげましょう」(血流異常が起きているため)と言われました。
そしてたまたまこの時に産科のボス、原先生に診ていただいていたため、このまま高リスク妊婦として原先生に担当していただくことに。
ちょうどその日が36w6dで、「明日から37週じゃん!明日入院にしますか?」って言われて私は心の準備ができておらずあわあわしてしまいます(笑)
「そうすると次は日曜が空いてるから土曜入院かな!」と言われ、本来計画分娩の予約は平日のみなのですが、土日なら主人に送ってもらえるし、立ち会えなくても日曜なら休まずに家で連絡を取りながら待っていてもらえるしラッキー!と思い、飛びつきました(笑)
早まったものの、準備の時間はもらえたので、予約していた通り美容院に行けたり、慌てずに出産に臨むことができました!
そして出産については以前に記載した通りです。
皆さん妊娠中は多かれ少なかれ色々あるかと思いますが、私は平和な中にもつわりをはじめ色々あったな、という感じです!
長くなりましたが読んでいただきありがとうございます🙇♀️